2014.12.05
11月に入り、4年生は顔つきが変わり、連日研究室を頻繁に訪れています。これまでのゼミを通して、各自が自分で考えた研究テーマに取り組み、積み上げてきた大学生活4年間の集大成の卒業論文の総仕上げが間近に迫ってきているからです。それでは、4年生が取り組んでいる研究内容を紹介します。
英語の授業でみた捕鯨の映像をきっかけに、Yさんはホットな社会問題になっている日本の捕鯨について考えています。沿岸捕鯨で有名な和歌山県太地町を訪問したり、調査捕鯨の現状や反捕鯨団体の主張なども調べて、伝統的なクジラ文化と今後の日本の捕鯨について考察しています。写真は、日本に輸入・販売されている鯨肉です。
英語の授業でみた捕鯨の映像をきっかけに、Yさんはホットな社会問題になっている日本の捕鯨について考えています。沿岸捕鯨で有名な和歌山県太地町を訪問したり、調査捕鯨の現状や反捕鯨団体の主張なども調べて、伝統的なクジラ文化と今後の日本の捕鯨について考察しています。写真は、日本に輸入・販売されている鯨肉です。
安全な食に関心のあるIさんは、日本人の食生活の問題点や食の安全性について、食品偽装・事故、輸入食品問題、食糧自給率、地産地消、ファーマーズマーケットといった食に関わる事柄を調べた上で、スローフード運動の視点から取り組んでいます。写真は、東京・渋谷の国連大学本部ビル前の広場で開催されているファーマーズマーケットの光景です。
自然や生きものについて深く知りたいと考えていたMさんは、日本の自然を帰化植物からみて、どのように移り変わってきたのか、また移り変わっていくのか、日本にもともとあったと思われている自然の風景が、実は帰化植物でつくられていたことなどを考察しています。写真は、岡山市内を流れる旭川の土手で群生する特定外来生物のオオキンケイギクです。
卒論ウオッチング|小川賢一|生活環境学研究室(2)に続きます。