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人間生活学科

2015.10.08

被災地域の復興とコミュニティ|髙尾肇|社会福祉学研究室

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人間生活学科

授業・研究室

このブログは、災害をテーマに続いており、今回で4回目になります。

 東日本大震災の津波による大きな被害を受けて、今も多くの人々の仮設住宅での暮らしが続いています。一方、ボランティアによる支援活動も続いています。

 今回は、被災後の住居とコミュニティについて考えてみましょう。被災後、最初は、学校の体育館などの避難所での生活になります。ここでは、おおむね小学校区全域から避難してきた避難者によるコミュニティがつくられます。しばらくすると仮設住宅の建設が始まり、避難所から仮設住宅へ転居することになります。最終的には、復興住宅(公営住宅)へ入居することになります。(もちろん自宅へ帰る人もいるでしょう。)

 災害で住宅を失った人は、仮設住宅、避難所、復興住宅と3回のコミュニティづくりに参加することになります。このことは、心身共に疲れている人々にとって大きな負担になるでしょう。その復興住宅への引っ越しが始まっています。多賀城市の復興住宅を訪ねましたが、そこには、相談センターと保育所が併設されていました。

多賀城市の復興住宅

多賀城市の復興住宅

 今後の復興支策は、どのようになっていくのでしょうか。今年6月に石巻市の駅前にある復興商店街を訪ねたときの、お店の人との話です。「復興商店街も5年になるので、ここは今年度で閉鎖になりそうです。今後のことは、何も決まっていません。」ということです。

 今年も、竜巻、噴火、豪雨などで災害が起こっています。

 もう一度、何か私たちにできることを考えたいですね。

復興商店街

復興商店街

それでは、今年の3年生ゼミを紹介してもらいます。

こんにちは、高尾ゼミのゼミ長の景山です!

 髙尾ゼミは、3つある社会福祉学研究室のなかの1つです。いつもにこにこ笑顔な高尾先生のもとでゼミ生7人、つまずき悩んだ時には相談し合い、楽しいことがあった時や良い経験ができた時にはみんなで共有し、濡れた顔を交換してもらった直後の某キャラクターのように元気100倍で活動しています!

高尾ゼミ

高尾ゼミ

 私たちは、ボランティア、バリアフリー、災害時における要援護への支援、子どもの貧困、聴覚障がい者といった幅広いテーマで研究を進めています。毎週のゼミでは、各々のテーマや福祉に関する文献を読み、発表を行い、みんなで検討しています。研究テーマや福祉に関する知識を深め合いながら卒業論文制作に向けて日々頑張っています。

 先生とゼミ生全員の誕生日会を行ったり、先生の畑で採れる野菜をおすそ分けしていただいたり和気あいあいと過ごしています。先輩方との合同のお弁当会や歓迎会、社会福祉学研究室合同ボーリング大会も開催され、学年や研究室を越えた広い繋がりもできました。

 これから卒業論文や就職活動、国家試験など不安や心配はありますが、ネガティブを覆す高尾先生の笑顔と、元気いっぱいなゼミ仲間全員で支え合いながら頑張っていきたいと思います!

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