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人間生活学科

2017.06.01

学生による『社会福祉演習Ⅳ』の紹介|平松正臣|社会福祉学研究室

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人間生活学科

授業・研究室

 私たちは社会福祉士過程の受講科目である、「社会福祉演習Ⅳ」の一環として、岡山市北区奉還町商店街の調査を行ないました。調査内容は受講者12人を2チームに分け、一方が商店街入り口から見て左方(駅側)、もう一方が右方(学校及び済生会病院側)を観察しながら奉還町商店街の良いところ、また課題になるところを見つけ出し、その改善点について考えるといったものです。

奉還町商店街にて

奉還町商店街にて

 調査を通して、良い点としては、様々な種類の店が見られる、穴場スポットが多いなどが挙げられました。また、生活において必要な商品は、大方商店街でまかなえるような印象を受けました。

 その一方で、シャッターが閉まっている店舗や空き店舗が多い、その影響か全体的に暗い雰囲気を感じる、様々な種類の店舗が見られる一方で似たような系列の店が密集しているといった印象も受けました。また、営業時間が短く、学校帰りに店によることができないという意見もありました。調査参加者以外に話を聞いたところ、女子大生一人では歩きづらいという意見もありました。

奉還町商店街にて調査中

奉還町商店街にて調査中

 総じて見てみると、やはりシャッターが閉まっている店舗や空き店舗が多くあり、それが目に付きやすいように感じられました。また、どちらかというと主婦層寄りの店が多く、若者にとってはやや近寄りがたいという面もあるように感じました。魅力的な店舗が多いにもかかわらず、なかなか人が近寄れないということは課題解決に向けてのヒントとなり得るのではないでしょうか。

 これらの課題を踏まえた上で、課題の解決をおこなうために、まずは空き店舗を減らすということが挙げられるでしょう。その際に、その空き店舗にどのような系列の店を入れるかによっても呼び込まれる客層も変わってくるため、今まで通り主婦層をターゲットにするか、若者もその層に入れるかを慎重に判断することも必要だと思われます。また、大々的なイベントの開催や、宣伝なども集客には効果的であると思われます。

奉還町商店街にて一息

奉還町商店街にて一息

 簡単な調査であったため、おそらく今回発見した以上に良い点も課題も存在していると思われます。課題を改善し、魅力を伸ばしていき、奉還町商店街の活性化が行われることを期待しながら、地域から学ばせて頂いた一コマでした。
 
                         3年生 山本裕理

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