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人間生活学科

2017.12.22

さすがの京都|豊田尚吾|生活経営学研究室

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人間生活学科

授業・研究室

 12月初旬にゼミの研修で京都を訪問しました。京都というまちは、その豊富な観光資源を活用して多くの人をひきつけています。今回、どこを訪ねるかは学生に任せ、自由にルートを決めてもらいました。すると、京都駅⇒祇園⇒鈴虫寺⇒祇園⇒京都駅という、東から西に京都を横断するスケジュールを立ててきました。日帰り研修で時間の制約も大きいことを考えると、一見、非常に非効率なプランのようにも思えます。しかし、逆にどうしてなのかと興味深くもあります。...結果、なるほど、これで充実した京都の一日を楽しめるのだなぁと納得しました。以下はそのレポートです。

 祇園では、多くの観光客が行き交う花見小路通界隈を中心にまち歩きし、口コミで評判の高い店やゼミ生の経験からお奨めの店をチェックしていきました。お昼ごはんにとねらっていた店に関しては、早めに行ったにもかかわらず既に長蛇の列ができておりあきらめざるを得ず、急遽店を変更するなどの小イベントなどもありながら、順調に視察(?)を進めていきました。学生の選ぶ店はやはり絵になるかどうかというモノサシで評価の高いところが多いなぁという印象でした。少なくとも現在(いま)は、旅行などのイベントにおいて、知人とのコミュニケーションの材料になるものがあるというのは重要な意味を持っているのだということを痛感しました。平日であったからか、道行く人々はやはり海外の方が多く、さすが京都との印象を受けました。

 第二の目的地は鈴虫寺(華厳寺)です。阪急電車・河原町駅から電車で20分弱、嵐山線の松尾大社駅で降りて徒歩15分ほど、そのときだけ突然霰が降りだすというアクシデントもありましたが無事到着しました。いってみてなるほどと感じました。鈴虫寺のWEBサイトから引用しますと、「鈴虫説法」「鈴虫のひみつ」「(ひとつだけ願いを叶えに来てくださる)わらじを履いたお地蔵さん」「幸福お守り・お札」という魅力があります。マーケティング的な分析をすると罰(ばち)があたりそうなので控えますが、わざわざ時間を費やしてでも行きたいと思わせる力が確かにあるなと納得したしだいです。

鈴虫寺

鈴虫寺

その後また祇園に戻り、古民家をリノベーションしたような、雰囲気のよい喫茶店で一休みして研修が終了しました。時間がおして最後はタクシーを利用したのですが、運転手さんの「通り道にある観光スポットに関する、ちょっとした知識を持っているかどうかでお客様の満足度が変わってくる」とのプロ意識あふれる言葉には感心しました。

祇園の喫茶店にて

祇園の喫茶店にて

最近では岡山駅周辺でも、海外から来られた観光客らしき方を見る機会が増えました。京都の取り組みをそのまま持ってきても効果的ではないと思いつつも、「プロの観光地」から学ぶべきこと(特に取り組み姿勢)は多くあり、いらっしゃった方をよりよくもてなす方法にも工夫の余地があると感じました。

祇園の夕刻

祇園の夕刻

では、最後に学生のコメントをご紹介します。現在3年生の久保遥さんの感想です。

「岡山とは違う京都の雰囲気などを味わいとても楽しい時間が過ごせました。普段行く京都とは違い、ゼミの友達、先生と行く旅行だったので、鈴虫寺などの初めて訪れた場所も多く、自分の中でも新しい発見がたくさんあり次回もまた行きたくなるような場所ばかりでした。
 今回の研修旅行を通じて、ゼミの友達ともより深く関わり仲を深めることも出来ました。今後のゼミでの活動も楽しみです。」

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