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現代社会学科

2014.05.24

県北の歴史景観と民俗:学科研修旅行の様子2013

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現代社会学科

学科ダイアリー

"県北の歴史景観と民俗"

―出雲街道沿いの宿場町・新庄村と勝山を訪ねる―

 現代社会学科では、年に1度、学生と教職員が参加する研修旅行を実施しています。2013年度は12月8日(土)に、岡山県北部の新庄村(真庭郡)と勝山(真庭市)を訪れました。

 新庄村は江戸時代には出雲街道の宿場町として繁栄しました(写真1)。また新庄村は、1999年から2010年にかけての、いわゆる"平成の大合併"でも単独で存続することを選択し、明治5年(1872)の成立以来、合併を一度も経験していない村として知られています。

写真1 "がいせん桜"並木と出雲街道

写真1 "がいせん桜"並木と出雲街道

 新庄村では、小嶋博巳先生、新庄村公民館の平中理恵さん(本学科卒業生)、村民ボランティアの方の案内で、ヤテイサンというキツネを祀る境内末社をもつ御鴨(みかも)神社(写真2)、そして江戸時代中期に建てられた民家を移築した新庄村民俗資料館(写真3)、村文化財である脇本陣・木代邸,霊仏霊社を巡り歩く途中で亡くなった六十六部の霊魂を鎮める廻国碑などを見学しました。

写真2 御鴨神社境内末社でヤテイサンが通るための穴を探す

写真2 御鴨神社境内末社でヤテイサンが通るための穴を探す

写真3 新庄村民俗資料館で平中さんの説明を伺う

写真3 新庄村民俗資料館で平中さんの説明を伺う

 勝山では、昼食後に旭川の高瀬舟発着場跡について、河合保生先生より説明があり、試しに川際まで降りして確かめてみるツワモノもおりました(写真4)。

写真4 橋から発着場跡まで降りてみる

写真4 橋から発着場跡まで降りてみる

 その後、勝山郷土資料館では藩主三浦家(2万3千石)の什物(じゅうもつ)や文豪・谷崎潤一郎と勝山の関係を示す手紙などに接し(写真5)、郷土資料館から徒歩数分のところにある武家屋敷館では藩家老格・渡辺家の本宅内や土蔵内を探索し、タイムスリップを楽しみました(写真6)。

写真5 いざ、勝山郷土資料館へ

写真5 いざ、勝山郷土資料館へ

写真6 格式ある表門・長屋門をくぐって渡辺家屋敷内へ

写真6 格式ある表門・長屋門をくぐって渡辺家屋敷内へ

 桜並木に並行する2本の水路の音に耳をかたむけながら散策する新庄村。町並み保存地区(出雲街道)から東側にも武家屋敷・寺社地が広がる勝山。それぞれの歴史と町並み保存のあり様を体験した旅行でした。

 現代社会学科では、「現代社会学コース」・「社会史コース」の両コースが設けられている特色を活かし、双方の学問領域の観点から学べる研修旅行をおこなっています。

 

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