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ノートルダムの風景

2019.07.05

「キ文研デー「被災地に心を寄せて―祈りの夕べ」」を開催しました

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ノートルダムの風景

ダイアリー

2019年7月3日16時30分から本学聖堂にて「キ文研デー「被災地に心を寄せて―祈りの夕べ」」を開催しました。
多くの被害と犠牲をもたらした西日本豪雨災害からちょうど1年を迎えることにより、追悼の祈りを捧げるとともに、被災された方々に寄り添い、困難を共に分かち合うことの意味について考える場としました。

まず最初に、大谷先生の伴奏のもと、グリークラブが中心となり聖歌「いつくしみふかき」を全員で歌い、追悼の想いをひとつにしました。

数分間の黙祷を捧げた後、キリスト教文化研究所所員のシスター橋本晶子(援助修道会)から「小屋浦家族になる日まで」というお話がありました。
シスターは学生時代に阪神淡路大震災のボランティアを経験し、東日本大震災では福島で被災したことから、つねに被災者と支援者の距離感について考えていたそうです。
そして今回の小屋浦支援を通して、その壁を越えていくのは血縁を越えた「家族」になっていくことだと気づかせてもらったということです。
家族だからこそわがままも言い、ありのままの姿を見せ合い、それでも一緒に食事をする。それは、友であるイエス・キリストが示してくださった「神さまの家族」のあり方なのでしょうと語りました。

最後にカトリック教会で共に唱えられている西日本豪雨の祈りを捧げて集いを終えました。
また、聖堂には朝日新聞社のカメラマンらが被災地で撮影した写真パネルを展示しました。集いの後も参加者の多くが写真に見入っていました。

参加者の中の一人は「時が寄り添ってくれるものだということを初めて感じました。皆が同じ「とき」を共有し、追悼の祈りを捧げるとともに、被災された方に思いを寄せ、静かに祈りました。」と話していました。

参加できなかった学生の皆さんも、これから7月6日にむけて、被災者の方の気持ちに寄り添い、それぞれの場所から祈りを捧げてくれることを心より願っています。

西日本豪雨被災者の方のための祈りを掲載します。


「平成三〇年七月豪雨」被災者のための祈り
いつくしみ深い神よ、
平成30年7月に起こった豪雨とその二次災害によって、
いのちを奪われた方々を、あなたの家に迎え、永遠の安息を与えてください。
あなたは、また、苦しみの中にある人々とともにいて、慰めてくださいます。
すべての被災者を顧み、必要な助けの手を差し伸べ、
遭遇している困難を乗り越える勇気と力で強めてください。
そして、周りの善意の人々が互いに協力して、
支援の輪を広げていくことができるよう、助け導いてください。
すべての被災者が一日も早く平穏な生活に戻ることができますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

(広島教区版 二〇一八年七月一三日 白浜司教 認可)
キリスト教文化研究所

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