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ノートルダムの風景

2018.07.24

2018年度キ文研デーを開催しました

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ノートルダムの風景

ダイアリー

6月28日の18:10~大学聖堂にて「2018年度キ文研デー」が開催されました。1945年6月29日、岡山大空襲によって、本学園の学生・生徒14名の尊い命が奪われました。この日にあたり、私たちは平和を考え、祈る機会をもつことができました。

参加者に語りかけるシスター小田

参加者に語りかけるシスター小田

当時、清心高等女学校の生徒でいらして、本学の寄宿舎で岡山大空襲を経験された、ナミュール・ノートルダム修道女会のシスター・小田程子先生のお話しをうかがいました。シスターはこの日のために貴重な写真を提供してくださり、岡山大空襲の時、29日はノートルダムホールの1階の廊下で皆で固まってうずくまったこと、学内に防空壕があったこと、そして戦時中の疎開のことなどをお話くださいました。こうした苦難の日々を通して、本学の礎を築かれたシスター方、初代学長シスター・メリー・コスカ、二代学長のシスター・エメー・ジュリーのことにもふれられ、これらの貴重な証言に私たちは深い感動を受けました。

シスター小田のお話しに耳を傾けるシスター小田

シスター小田のお話しに耳を傾けるシスター小田

その後、聖歌「いつくしみふかき」を一同で歌いました。そして最後に原田豊己学長が、このような苦難の歴史を通して伝えられた本学の伝統を大切にし、平和を祈り続けてゆく責任がある、と締めくくりました。

シスター小田と本学学長原田豊己神父

シスター小田と本学学長原田豊己神父

この日、約90名の教職員と学生・卒業生などが聖堂に集まりました。戦争、大空襲、本学の礎となった恩人についてのシスター小田のお話しは、参加者の心に深く刻まれました。私たちはこれからも、岡山の、ノートルダム清心女子大学で、平和へのメッセージを発信し続けてゆきたいと願っています。

高等女学校時代の写真をサプライズで展示

高等女学校時代の写真をサプライズで展示

キリスト教文化研究所

(文責:須沢かおり)                        

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