• Youtube
  • TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問合せ
  • 受験生サイト
  • ENGLISH
  • 検索検索

日本語日本文学科

2016.02.12

本学で岡山市の「市民の童話賞」表彰式が開催されました(1)

Twitter

Facebook

日本語日本文学科

「第31回岡山市文学賞 市民の童話賞 表彰式」の様子をお伝えします。
 
岡山市文学賞は、「市民の童話賞」と、「坪田譲治文学賞」の二本立てで構
成されています。
市民の童話賞の選考委員には、本学から山根知子教授(日本語日本文学科)
と村中李衣教授(児童学科)が加わっています。
また昨年に坪田譲治文学賞の記念行事を本学で行いました。
 
このように本学と大変ご縁の深い文学賞の表彰式が、2015年12月19日に本
学のヨゼフホールで開催されました。
当日は、フリーアナウンサーの森田恵子さんの司会による賞の贈呈の他に、
森田さんによる坪田譲治作品の朗読、村中李衣教授による記念講演、文学創
作ワークショップなど、盛りだくさんでした。
その様子をかいつまんでご紹介致します。

まずロゴがかわいいです。

まずロゴがかわいいです。

坪田譲治作品朗読 ~ 表彰 ~ 記念講演

森田恵子さんによる坪田譲治作品の朗読、大森雅夫・岡山市長による主催者あいさつと、行事は進みま
す。
選考委員による講評は、「小中学生の部」と「一般の部」に分けて行われました。
「小中学生の部」については、「出来不出来は気にせず、ともかく書き、坪田譲治を目標として毎年賞に挑戦してほしい」、「一般の部」については、「一人一人が持ち味を伸ばし、力を充実させて応募するというプロセスとサイクルが、市民の童話を豊かにするはず」ということでした。
市長をはじめ、みなさんおっしゃることは、「書き続けてください」ということのようです。

「岡山、日本の子供達のために、いい童話を書いてほしいと思います」と大森市長。 

「岡山、日本の子供達のために、いい童話を書いてほしいと思います」と大森市長。 

受賞者に森田さんが創作のいきさつなどを尋ねていました。

受賞者に森田さんが創作のいきさつなどを尋ねていました。

さて、表彰式の最後は、村中李衣教授の記念講演「物語の力・場の力」です。
『せんせい あ・り・が・と』(あかね書房)と『うんこ日記』(BL出版)が書かれるきっかけとなったエピソードを踏まえて、入選した小中学生に文字通り語りかけるように、話されていました。
「世の中には私とは別の視点から見た世界もあるはずだ。だからこそ私は私の物語を書くのだ」という締めくくりの言葉までずっと村中節で、ぜひ生で聞いて頂きたいお話でした。

文学創作ワークショップ
さて、第2部は、事前申し込みをしてくださった方を対象に、文学創作のワークショップを行いました。
ワークショップというのは、「実際にやってみましょう」ということです。
これが、とてもおもしろかったのです!

ワークショップの司会も村中教授。ここでも名調子。

ワークショップの司会も村中教授。ここでも名調子。

まず、5人で1組のグループに分かれます。
ついたテーブルには、ちょっと変わった紙が置かれていました。

そして係の学生の手には、二つの箱が。
これから何をするのでしょう。

右から左に、1から16まで番号が振られた枠が並んでいます。

右から左に、1から16まで番号が振られた枠が並んでいます。

市民の童話賞の選考委員の先生たちが、「選考委員グループ」として、まずお手本を見せます。
A・Bの箱の中には何枚かカードが入っています。それを、それぞれ一枚ずつ引きます。

引かれたカードには、「きょうりゅう」「はいしゃさん」と書いてありました。
これをテーマに、グループでお話を作ります。

ちょっと難しそう。でもまあ、選考委員だからいいですかね。
先ほどの紙にあった、1から15までの枠に文を入れて、埋めていきます。
ただ、1人3枠というノルマがあります。また、1から順に埋めるのではなく、どの枠を埋めるかはその人
の自由。というより、早い者勝ち。
実際に選考委員がやっているのを見てみましょう。
「はい!」と真っ先に手を挙げたメンバーが、10の枠に文字を書き始めました。

カードを引いているのが、本学日本語日本文学科の山根知子教授。近代文学の他に、「文学創作論」という授業を担当しています。

カードを引いているのが、本学日本語日本文学科の山根知子教授。近代文学の他に、「文学創作論」という授業を担当しています。

一覧にもどる