ノートルダム清心女子大学

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教員紹介|教員・スタッフのプロフィールをご紹介します。

清板芳子
清板芳子
セイタ ヨシコ
生年 1950
所属 人間生活学部 児童学科
職名 教授

教員からのメッセージ

人生において、幼くても年老いていても、ひとは誰しも、逃げることのできないような、困難なこと、解決できないこと、理解できないことなどに出合うことがきっとあります。そのようなものは結果的に、努力によって解決できるものもあれば、解決できないこともあります。解決できないものの場合、不快であっても、その上に居続ける力が必要となるのです。これは、困難なことですが、その現象のからくりをを理解するが、居続けることに伴う苦痛を和らげてくれたり、時には解決に導いてくれることもあります。
自分の周りに広がった外界を自分の得意な方法で理解する総合的な力を、学びの最後の段階である大学生の時代に模索してみるのもよいのではないかと思います。

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連絡先

研究室ダイヤルイン 086-252-2387
研究室メールアドレス yoshiko.seita@post.ndsu.ac.jp

大学院担当

人間生活学研究科修士課程(人間発達学専攻)
人間生活学研究科博士後期課程(人間複合学専攻)

所属学会

日本児童青年精神医学会
日本心理臨床学会
日本性同一性障害学会
日本乳幼児医学・心理学会
日本サイコセラピー学会
日本こども虐待防止学会
日本母性衛生学会
日本ロールシャッハ学会
法と心理学会
日本精神衛生学会

取得学位

保健学修士(東京大学)1975年3月

出身大学院・研究科等

東京大学医学系研究科(保健学)博士課程単位取得満期退学1978年3月

出身大学・専攻等

東京女子大学文理学部心理学科

職歴

1978年4月 林道輪精神科神経科病院臨床心理部門
1978年8月 林道輪精神科神経科病院臨床心理部門 退職
1978年9月 倉敷私立短期大学保育学科講師
1981年4月 倉敷私立短期大学保育学科助教授
1998年4月 ノートルダム清心女子大学人間生活学部助教授
2007年4月 ノートルダム清心女子大学人間生活学部准教授
2009年4月 ノートルダム清心女子大学人間生活学部教授

研究分野(キーワード)

●虐待者の心理●不登校児親の心理、
●不登校児童生徒の担任の心理
●わが子の性同一性障害をに対峙する親の心理
(子どもをはぐくむ作業の中では、父であれ母であれ、また教師であれ、養育者は多くの傷つきを体験する。子育てには重い作業の一面がある。子どもが身体的、精神的、社会的のいずれかの形で逸脱をしたと感じるとき、この「傷つく感覚」は顕現し、養育者は大きな不安を抱え込む。この不安は、一般に弱者を守らねばならない立場にある人が抱えるもので、弱者に強者が支配されるという、一見わかりにくい、立場の逆転が起き、パラドキシカルである。この不安は、また子どもをまきこむことになり、養育者―被養育者ユニットとしての閉塞状況が生まれる。そこでは養育者の抱える不安のベクトルの中身をとらえることで支援も初めて有効となる。臨床活動に根差しつつ、虐待をはじめとする親の養育作業の不調感をこのような視点から考究している。)

論文

●「対照的な結果に至った虐待母性のロールシャッハ像の検討」 2001年
同様に幼児期の我が子に虐待を行いながら、対照的な結果に至った2人の母親の人格要因をロールシャッハ像を通して検討した。虐待を解消させた母親は、高い要求水準、葛藤概念化能力を持ち独善的であった。ゆえに虐待への罪悪感を持たず能動的に支援を求めた。虐待致死事件に至った母親は易感性や過敏さがあり、葛藤はあったものの観念として捉えることができず、支援を求めぬままであったことが、最悪の結果を導く主要因となっていた。

●不登校進行過程に対応した支援連携への配慮について-低学年事例の場合- 2002年
小学校入学直後に不登校となった男児の不登校の発症のメカニズムを生育初期の家族成員のライフサイクル上の問題において検討し、その人格形成、家族内力動を踏まえながら、教師・親.カウンセラーが段階的に確固とした連携を取りながら解決にこぎ着けた支援過程を、発達心理学、臨床心理学の両面から検討した。

●養護教諭が行う保健室登校の実態とこれへの認識 2003年
不登校児童生徒への学校内での対応として養護教諭が展開する保健室登校について、6小学校につき各2回訪問し半構造化面接及び参与観察により、その実態と養護教諭の認識の調査を行いこれを分析した。その結果、養護教諭要因としては心の健康問題への志向性、理解力、見立て、対応手段、学内外機関者との連携力、管理職要員としては心の問題への関心と知識、一般教員要因では連携可能性等が、この活動の質を決定するものとして働いていることが把握された。

●「不登校を通して考える人権と人権教育」 2006年
心理臨床的な問題を抱えている人を我々がみるとき、配慮するという仮面の下で、知らず知らずのうちに差別したり、批判したりする気分にとらわれている。当事者はその被差別感に敏感で支援希望欲求を出しにくくなる。このことを学校場面の不登校に例をとり、その心理的メカニズムから対応までを論じている。

・「がんの進行に伴い生じてくる家族ー患者間のコミュニケーションの乖離プロセスに関する研究」2013年 がんの告知を受けた家族を見守る家族は、告知直後は密接な心理的な距離の中で患者に寄り添えるが、やがて癌の症状が進行とともに疾患の情報は家族に偏って伝えられるようになりコミュニケーションは乖離し硬直した心理的関係に取り込まれる。M-グラウンディッド分析によりこの経過を捉え支援の道を探った。

 

清板芳子|論文検索|CiNii▶
※検索結果には、論文が網羅されない場合や、同姓同名の著者が含まれる場合があります。

学会及び学会活動(役員など)

日本精神衛生学会理事
日本児童青年青年精神医学会 教育に関する委員会委員
日本児童青年精神医学会第16回大会「教育に関するセミナー」座長

著書

●『子どもをめぐる精神保健』(編著、ミネルヴァ書房)2012.10
 身体症状、身体化症状、反社会・非社会的問題行動、発達障害、虐待被害、不登校、思春期危機など胎児期から思春期までの問題を取り上げ、保育・教育現場に携わる人々が、子どもをめぐる精神保健活動を展開するときの、理解の視点と対応について論じたものである。特に、保護者としての養育者への対応、医療・保健機関や社会資源の活用と連記の仕方、、保健師による地域母子保健活動、児童養護施設、病児保育などと保育者との関連についても言及している。

その他研究活動

わが子の性同一性障害を察知した養育者の支援についての要素研究
わが子において性同一性障害を察知した養育者への支援的面接、あるいは面接による心情の調査

教育活動:教育方法の実践

演習授業における「質疑応答票」の作成と利用:演習形式の授業に参加する学生に自らの質問から生じた質疑応答の経過をカードにまとめ最終授業時に規定の枚数以上のを提出することを義務付けている。規定枚数を超えない場合は評価制限を設けることをあらかじめ伝えている。質疑応答の活性化に功を奏している。

教育活動:作成した教科書・教材

虐待者理解のためのパワーポイント資料「何から逃れたくて虐待に走るか」
被虐待児理解のためのパワーポイント資料「喪失に満ちた発達初期~適応としての問題行動~」

担当科目

所属学科

子どもをめぐる精神保健、児童臨床心理学Ⅱ、教育相談の研究、児童学概論

全学共通科目等

心理学Ⅰ、臨床心理学Ⅱ

大学院

修士課程 臨床心理学面接法特論,臨床心理学査定特論、臨床心理学演習
博士課程 心理学研究法

学内組織における職歴(役職等)

2010年4月~ 2015年3月 学務部長補佐(学生係担当)
2015年4月~ 人間生活学研究科人間発達学専攻主任
2015年4月~ 人間生活学研究科人間発達学専攻 人間発達学コース長
2015年4月~  〃          〃   臨床心理学コース長
2015年4月~ 児童臨床研究所所長
2015年4月~ 清心こころの相談室室長
  

その他活動

岡山大学医学部歯学部ジェンダークリニック審査委員
岡山市児童福祉審議会委員
岡山市基本政策審議会委員
岡山市教科用図書選定委員会委員
玉野市子ども子育て会議議長
たまの市子育て支援プラン策定委員長
くらしき子育て支援センター特別相談員
岡山県教育庁生涯学習課子どもホットライン相談員養成講座
高松家庭裁判所調査官研修講師
岡山家庭裁判所調査官研修講師