学生支援GPフォーラム
■ ノートルダム清心女子大学 学生支援に関するフォーラム
■ 学生支援に関するフォーラムおよび外部評価委員会報告
初年度の学生支援GPの活動を総括し、次年度以降の展望を得るためのフォーラムを2010年3月6日(土)に開催した。当日は学生、教職員、他大学、企業等の人々を含む70名弱の参加者を得て、充実した内容となった。
当日は本GP実行委員会委員長である学長の挨拶ののち、岡山大学キャリア支援室の坂入准教授による講演、本学各事業取組リーダーからの報告が行われた。
坂入准教授の講演「キャリア選択における大学の役割」は、日米のキャリアに対する考え方の相違と最近の日本の変化を紹介したのち、岡山大学における具体的取組を紹介された。アメリカ社会では、企業が求める人材とはその専門能力(スキル)であり、人は大学で各々具体的なスキルを身につけ、必要ならば何度でもその学びを繰り返して、新しいキャリアに挑んでいく。
日本社会では、企業が学生に求めるものは学生のもつ可能性であり、かつてはそれを見極める一回の就職活動によって学生のキャリアが決定されていた。今でもその傾向は続くが、近年ではさまざまな専門能力を身につけて、キャリア形成を図ることも必要となっている。
このような時代に大学がはたすべき役割は何かと問うとき、まずは学生にキャリアデザインという発想を植えつけることである。それは大学での学びのあり方(いかに学ぶか、何を学ぶか)を明確にすることに繋がる。そして、具体的なキャリア支援策として、数多くの企業情報の体系的提供と、受験者の体験報告を活用した具体的な就職活動サポート、そして内定実績を多様化することにより、学生ベースで企業とのマッチングの機会を増やすことである。
その具体例を岡山大学の取組を紹介しながら例示されたが、本学のキャリアサポートに関しても、その充実のためのひとつのあり方を示された講演であった。
フォーラムに引き続いて行われた外部評価委員会での議論をいくつか紹介すると、本学のキャリアサポート活動には、本学の建学の理念や地域に根ざしたこれまでの教育活動のもつ良さを守り生かすべきであると同時に、その成果を数値であらわすなどして外部からの評価を受ける必要があること、また、プログラムを学生に提供するだけでは学生が受け身になってしまう可能性があること、本学の学生は企業や社会から素直で真面目と評価されているが、その特質を生かしながらも、さらに積極性というか、前に出て行こうとするエネルギーももつべきであること、それは多様な人々との多彩な交流によって自らを高め、自らの経験値を豊かにすることによって得られるものであること、学生支援は、学生のもつ意識的あるいは意識下のニーズを積極的に引きだし、学生自らがその資質や能力を自発的・積極的に開発していくことを可能にするようなものでなければならないこと等であった。これらは、本学が本取組を進める上で留意すべき重要な視点である。
(文責 人間生活学研究科長 加藤正春)
2009年度活動報告書(外部評価書) [PDFファイル:38,844KB]
■ 学生支援に関するフォーラムの実施概要
■フォーラム名称
『こころをつなぐ学生支援』
-社会の要請に応える就職支援-
■実施日時
3月6日(土) 13:00~15:00
■実施会場
ノートルダム清心女子大学640ND(中央棟)
■参加人数
66名
他大学(6)、企業、一般の方々及び
外部評価委員並びに本学教職員・学生
■特別講演
「キャリア選択における大学の役割」
■講師
坂入信也准教授(岡山大学キャリア支援室)
■活動報告1
ノートルダム清心女子大学における新たな就職支援
キャリアサポートセンター長 岩田昇
■活動報告2
教職就職支援
教職課程主任 伊藤豊美 (英語英文学科 准教授)
■活動報告3
学生相談室と連携した就職支援
学生相談室担当 西崎博子 (児童学科 准教授)
■フォーラム後の外部評価委員会



