このたび、清板芳子名誉教授が谷口澄夫教育奨励賞を、上田恭嗣教授が福武文化奨励賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人福武教育文化振興財団から、岡山県の教育と文化の向上に寄与された人に贈られるものです。

11月16日(金)に、贈賞式がJunko Fukutake Hall(岡山大学鹿田キャンパス内)にておこなわれ、本学からは小嶋博巳副学長も臨席し、受賞を祝いました。

清板名誉教授は、本学の「清心こころの相談室」や子育てサロン「のびのびseishin」で臨床心理士として活躍し、2018年3月に本学を退職されました。現在は産婦人科医院でカウンセリングにあたられています。これから母親になる女性や、子育てを始めたばかりの夫婦にカウンセリングを通して「幸せ」を感じてもらいたいという思いで接しており、この受賞が大変励みになるとのことでした。

上田教授は、郷土の建築家 薬師寺主計(やくしじかずえ)の知られていなかった建築的価値を解き明かしてこられたことが高く評価されています。現在も、岡山県の昭和の近現代建築を調査し、建物の評価を行って、岡山県の建築文化の振興や、地域の活性化に大きく貢献しています。

両先生とも、長年積み重ねてこられた教育・研究の功績が、この受賞につながりました。

これからも本学は岡山県の教育と文化の向上に貢献できるよう努めてまいります。


(左より)贈賞式 小嶋副学長、清板名誉教授、上田教授



こんにちは、学生広報スタッフ「SPARKLE」です。
今回は、「ツボジョーワールド探検隊」(日本語日本文学科より岡山市「大学生まちづくりチャレンジ事業」に参加している有志学生)の活動の最新情報をお伝えします。


去る11月18日(日)に、吉備路文学館で朗読会「第4回坪田譲治作品朗読会 譲治・若き時代~「石も叫ばん」~」(主催=坪田譲治を顕彰する会・善太と三平の会 後援=岡山市教育委員会)が開かれました。
この朗読会において「ツボジョーワールド探検隊」は初めての参加で、主催関係者および本校日本語日本文学科の卒業生朗読の会「もものみ文庫」の方と一緒に、坪田譲治の作品「バケツの中の鯨」と「スズメとカニ」を朗読しました。
「ツボジョーワールド探検隊」のメンバーに、朗読会に出演した感想を伺いました。



朗読はとても緊張したけど、子どもから大人まで幅広い世代の方に聞いてもらえてとてもよかったです。本学科卒業生とのコラボが実現し、また「譲治を顕彰する会」や「善太と三平の会」などの方々とも共演することができて、新しい連携が生まれました。この出会いを大切にして、今後のイベントでまた共演できたらいいなと思います。



また、12月1日(土)には平成30年度岡山市「大学生まちづくりチャレンジ事業」参加事業の一環として、「坪田譲治と御津天満~坪田譲治と作品から見る御津の風景~」が開催されます。

日時:12月1日(土)10:00~12:00
会場:御津「天満公会堂」(岡山市北区御津紙工)

坪田譲治と御津天満

(クリックするとPDFファイルが表示されます)


譲治が描いた『風の中の子供』の朗読、「善太と三平に会いに行こう!タイムスリップリポートSHOW」など、ツボジョーワールド探検隊によるさまざまな企画が用意されています。
さらに、岡山市地域おこし協力隊の宮嶋泰明氏による『風の中の子供』鵜飼家のモデルになった「天満 伊丹家」復元図面展示・紹介や、本学の山根知子教授による解説「坪田譲治と御津天満」の聴講等、貴重な体験もできます。
山根知子教授の解説の後には、簡単な意見交換会・情報交換会もありますので、ぜひご参加ください。

地域連携センター
岡山市「大学生まちづくりチャレンジ事業」
日本語日本文学科ブログ
山根知子教授(教員紹介)

2018年11月2日、ノートルダム清心女子大学は岡山市と地域振興や人材育成などの分野で包括的に連携、協力する協定を締結しました。
同日10時より、岡山市役所にて締結式が行われ、大森雅夫岡山市長と本学の原田豊己学長が協定書を取り交わしました。


この協定は、相互に連携協力して、それぞれが保有する知的・人的資源を有効に活用し、その成果を生かすことにより、地方創生に向けた地域社会の発展及び人材育成に資することを目的としています。
連携事項は主として、地域のの文化・生活・福祉の振興に関することと相互の教育及び人材の育成に関することです。

すでに岡山市と本学との連携事業として、岡山市出身の児童文学作家である坪田譲治の業績等を広く伝える活動(ツボジョワールド)などを展開していますが、このたびの締結においてさらにいくつかの新たな事業の展開を考えています。

特徴的な取り組みは以下のとおりです。

1.地域文化の振興と発展に関すること
 1学生の視点からのシティプロモーションの実施【新規】
 2坪田譲治の業績等を広く伝える活動(ツボジョーワールド)
 3ESD活動の推進・協力
 4若者定着に向けた施策推進等のための共同研究【新規】などを始める予定です。

2.地域の生活振興に関すること
 5市役所・地元企業へのインターンシップ事業の受入拡大推進【新規】
 6地域での栄養指導【新規】

3.地域の福祉に関する教育及び人材育成・人的支援に関すること
 7子どものへの教育・育児に関する支援【新規】
 8地域での国際コミュニケーション教育に関する支援(語学教育など)新規

今後の取り組み、活動の様子は随時ブログ等で地域の皆様に報告してまいります。
本学はこの連携事業が、地域のため、人のために動くことができる学生の育成につながる取り組みになることを期待しています。




去る2018年9月22日(土)、作家のあさのあつこ先生による清心フェリーチェ特別講座「人と物語と」が本学カリタス・ホールにて開催されました。
あさのあつこ先生は岡山県を舞台にした小説『バッテリー』シリーズの作者として多くの岡山県民に親しまれています。今回の講演では、あさの先生の作品の裏話を聞きに、県内外から218名、10代から80代の幅広い年代の方が集いました。
講演は日本語日本文学科の綾目広治教授との対談形式で行われました。


特別講演の様子
特別講演の様子

あさの先生は幼少時代から「読む」楽しみより「表現」する楽しみがあったとお話になりました。シャーロック・ホームズやアガサ・クリスティの名探偵ポアロなどの探偵ものを読んだ時、登場人物に「人としての手ごたえ」を感じ、「どこにもない、その物語に生きる人を書きたい」と思ったことが小説家を目指すきっかけに繋がったそうです。

あさのあつこ先生

あさのあつこ先生

対談の中では、8月のはじめに、東日本大震災の被災地、気仙沼を訪れたことにも触れられました。被災した方々との会話で、「物語」は食物のように災害直後に必要になるものとは違い、ひとつ遅れて必要になる一本の柱となるものであり、「物語」は生きることの支えとなると感じたと話されました。

綾目広治教授

また、「本と人は似ている」と述べられ、「それは音楽でも風景でも、一幅の絵でも一緒。どんな人、どんな本に出会うかで人生は変わる」と語られました。

多くのファンが期待している今後の展望については、「書きたいものはいっぱいある」と笑顔をにじませ、時代小説は子どもだけでなく大人を描けるので引き続き書いていきたいと述べられました。さらに、「孤立」という状況をもとに人間ドラマを描いていきたいと「孤独」をテーマにした次回作への意気込みを語られました。
会場からの質問コーナーでは、中学生の参加者や、子どもが作品のファンという一般の方があさの先生に直接質問を投げかけ、講演会は大盛況のうちに終了しました。

あさの先生は、これまでにも日本語日本文学科の特別講義の講師として、学生たちに文学創作論を教えて下さったことがあります。今回は13年ぶりの本学での講演となりました。

清心フェリーチェでは他にもキリスト教文化、考古学、食文化等、様々な分野の講座を開講しています。ぜひご参加ください。

生涯学習センター「清心フェリーチェ」

2018年度の教育懇談会が9月29日(土)に本学で開催されました。
台風前の悪天候にもかかわらず、200名を超える保護者の方々の出席があり、予定通り、プログラムにそって実施されました。

教育懇談会プログラム.pdf

学長挨拶の様子

各学科の会場では、学科長挨拶、教員紹介から始まり、カリキュラムや資格取得に関する説明が、パワーポイントなどでわかりやすく説明されました。その後、質疑応答や個人懇談が行われました。

学科別懇談会の様子

ジュリーホールラウンジに設けられた相談コーナーは、奨学金に関することや就職に関ることについて相談に訪れた保護者で賑わいました。
また、学生による就活体験・留学体験のコーナーでは、多くの保護者が学生の生の声に耳を傾けていました。

この教育懇談会が、お子様の将来とどう向き合い、保護者としてどう接すればよいのかを考えるきっかけになるよう、来年度も実施する予定です。

10月27日(土)・28日(日)には大学祭が開催されます。
実行委員として頑張っている学生や、クラブ活動の集大成がご覧になれると思います。保護者の皆様もぜひご来学いただき、キャンパスをめぐってみてください。

大学祭ホームページ

10/27 児童臨床研究所・特別支援教育研究センター│公開講演「インクルーシブな社会のための教育とは」のお知らせ

10/28 DOCOMOMO選定記念講演会「ノートルダム清心女子大学の建築と魅力」のお知らせ