2016年度ノートルダム清心女子大学同窓会奨励賞が次のとおり決定しました。

この賞は、本学の学生が学術・文化・スポーツ・社会活動等で大学の栄誉を高め、その向上発展に寄与した場合、その労をねぎらうために授与されるものです。
受賞された皆さん、おめでとうございます。

 【団体の部】

   ・バスケットボール部
   ・卓球部
   ・筝曲部
   ・「あさくち未来デッサン」審査サポーター(濱西ゼミ)※紹介記事

 【個人の部】

   ・現代社会学科4年 楢崎由麻(陸上競技部)

 

同窓会奨励賞授与式は、3月3日(金)に、ルルド館(同窓会館)で行われる予定です。

学生生活
クラブ・サークル

今年のクリスマスは、いかがお過ごしでしたでしょうか。

クリスマスというイエス・キリストの降誕のお祝いは、神さまが人間の姿をもってこの世に生まれて下さったという、大変大きな神秘を私たちに感じさせてくれます。


幼子イエス様幼子イエス様


そのイエス・キリストの生誕を記念して、本学では毎年12月23日に、キリスト教文化研究所主催によるクリスマス・ミサ(礼拝)と、児童学科音楽研究室によるクリスマス・ファミリーコンサートを行い、お祝いしています。
どなたでも参加できますので、毎年クリスマスが近づきましたら、本学のクリスマス・ミサを思い起こして下さり、どうぞ皆さん、ご家族であるいは知人を誘い合ってご参加下さい。

さて、今年の本学のクリスマス・ミサについて、どのように行われたかをお知らせしつつ、みなさまとクリスマスの意味を味わいたいと思います。

ハンドベル部による「ああ、ベツレヘムよ」の演奏が鳴り響いたのち、ミサは、入祭の歌「しずけき」(冒頭の歌詞は「しずけき まよなか/まずし うまや」)とともに、司祭(カトリック教会の神父)と侍者が入場して、始まります。



演奏するハンドベル部演奏するハンドベル部

ミサはカトリック教会の神父の司式によって捧げられます。侍者はミサを支える役目で、本学の教員と学生とで行いました。数日前に卒業論文を提出し終えたばかりの4年生が、感謝の思いをこめて侍者の役目を担いました。侍者はひとりひとりがろうそくの光をもち、白い侍者服を着て登場します。今年は、そのろうそくの燭台には、本学の聖堂で古くから使われていた伝統のある燭台が、しっかりと磨かれて使用されました。

ミサをあげる神父様とミサを支える侍者たちミサをあげる神父様とミサを支える侍者たち

ロウソクを点した燭台を手に入場する侍者の学生たち

ロウソクを点した燭台を手に入場する侍者の学生たち

 

参加者にはミサの式次第が配られ、それにしたがって進められます。参加者は、その式次第にそって司祭と対話するように、「会衆」と書かれた言葉を読み上げたり、歌を歌ったりします。なかには、本学児童学科音楽研究室の学生たちによるラテン語の聖歌が歌われる場面もあります。そうしたなかに、司祭(神父)の説教があり、クリスマスの意味をかみしめる祈りへといざなってくれます。

 

参加者に配られる式次第

聖歌を歌う児童学科音楽研究室の学生たち

聖歌を歌う児童学科音楽研究室の学生たち


説教のお話には、神さまがわたしたちの救い主となってこの世に生まれて下さったことで、苦しみにも意味が見出せるし、許すことが苦手な人間も人を愛することができる、そしてわたしたちは生まれて良かったという思いを抱くことができるというメッセージがありました。



どうしてクリスマスというイエスの降誕から、そうした思いに導かれることができるのでしょうか。イエス・キリストの誕生は、皆さんもご存知のように、母マリアは、寒いなか馬小屋で出産し、赤ん坊のイエスさまを飼い葉桶に寝かせたと言われています。これは、「新約聖書」のなかの「ルカによる福音書」2章1~14節に書かれており、ミサでも朗読されました。イエスさまは、最もみじめな場所で生まれ、その後も、裏切られて孤独のまま十字架上で死に至るまで、人としてこれ以上ないような苦しみを味わった人生を経ながら、人々に愛の心を広め、どんな人生にも深い意味があることを教えて下さいました。わたしたちがそうした思いをつかむことで、あらゆる逆境を乗り越え愛の心をもち続けられるように、イエスさまの誕生は、神さまが人類に分け隔てなく注いだ最大の愛を象徴しているのだと思われます。



そのようなクリスマスでの思いをうけて、司祭の説教のあとには、渡辺和子理事長、髙木孝子学長、本学教員、本学学生の4名がそれぞれの思いで祈りの言葉を唱えました。


その後、ミサのメインとなる聖体拝領(カトリック信者がキリストの体としてのパンをいただくこと)の際には、全員にクリスマスカードが侍者によって配られました。



こうして約一時間を経て、ミサの閉祭には、「あめのみつかいの」が歌われました。その歌のメロディーとともに、私たちがクリスマス・ミサのなかで赤ん坊のイエスさまからいただいた愛と平和の心を、今度は生活の場で周りのひとびとに届ける使者となれるように願われる思いでした。



キリスト教文化研究所 所員 ・日本語日本文学科 教授 山根知子



キリスト教文化研究所
児童学科音楽研究室 クリスマスミサコンサート

第16回カトリック女子大学総合スポーツ競技大会で本学が初優勝しました!

12月10(土)から11日(日)に、第16回カトリック女子大学総合スポーツ大会が開催されました。
この大会は、同じ教育理念を根底に置く5つのカトリック女子大学(聖心女子大学、清泉女子大学、白百合女子大学、京都ノートルダム女子大学、本学)が、スポーツを通して競い合うとともに、大学相互間の輪を広げ連携を深めることを願って毎年開催されているものです。

今回は、京都ノートルダム女子大学をメイン会場に、硬式テニス、バレーボール、バスケットボール、バドミントンの4種目を競いました。2日間にわたる試合の中、京都までかけつけてくださったご家族の応援もあり、本学の学生は熱戦を繰り広げました。

結果は、バレーボールが昨年に続き優勝、またバスケットボールも念願の優勝を達成、テニスは2位、バドミントンは4位、総合ではみごと優勝という素晴らしい成績をおさめました。優勝が決まった瞬間には感極まって涙する学生もいました。部員数が少ない中、工夫して練習をしてきた成果を今大会で発揮し、皆で喜びを分かち合うことができた大会となりました。

来年は、11月25日(土)・26日(日)に東京の聖心女子大学で開催される予定です。すでに学生たちは、さらなるチームの向上に向けて動き始めました。保護者の皆様、教職員の皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします。

11月19日(土)、語学教育センターでは、中国近代文学を代表する作家の巴金(1904~2005)についての講演会を開催しました。

現代中国文学学界第一人者である一橋大学教授坂井洋史先生と上海作家協会に在職中の中国文化界第一人者の周立民氏がペアを組んでの講演会で、中国語の授業を受講している学生達を中心に約120名の参加者を得て盛会となりました。
最初に坂井先生が、「文学の『無力』について――巴金の思想と文学から考える」と題して、巴金の人生や作品の意義について概観的な解説をし、次に周立民氏が、「信念の確立と人生行路の探求――巴金の青年時代における精神的探求より」と題して、巴金の若い頃の理想の話を、坂井先生の通訳付でなさいました。

今年は、「文化大革命」が始まって50年、終息して40年、そして巴金がその未曾有の経験を記した「随想録」が完結して30年という節目の年にあたります。
巴金の生涯、思想と文学を眺め渡しながら、その今日的な意義について考える良い機会となりました。



語学教育センター

12月8日の創立記念日は、本学名のノートルダム(聖母マリア)と「清心」に関係の深い、「無原罪の聖マリア」(Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)の祝日です。
「無原罪の聖母マリア」の祝日はカトリック教会の大祝日で、イタリア、スペイン、オーストリアなどの国々では現在でも国民の祝日に制定されています。創立記念日と無原罪の聖母マリアの祝日、そして大学名の「清心」は、深い結びつきをもっています。

ショファイユの幼きイエズス会によって「まいかい高等女学校」という校名をもつ本学の前身は、1911年に校名を清心高等女学校に改称しました。その13年後、ナミュール・ノートルダム修道女会によって引き継がれました。「清心」の由来は、「聖母のいと潔き御心にささげられた清心」にあります。

本学の創立記念日は従来11月1日の諸聖人の祝日とされていました。初代学長が辞任され、第二代学長のシスター・エメー・ジュリーが就任されたときの英字新聞には、次のような記事があります。


  • 無原罪の聖母とシスター・メリー・コスカによって始められた働きは、たしかに成し遂げられました。この創立は、深く、強い土台をもっています。将来につづく世代も、この礎の上にしっかりと根ざしてゆくことができますように。(N. D. S. C. TIMES、1956年11月22日発行)



ここに創立記念日を「無原罪の聖マリア」の祝日にすること、そして、本学の「礎」(いしずえ)と建学の精神の土台は、無原罪の聖母にあることが示されています。

聖母マリアの「無原罪の御宿り」は1854年教皇ピウス9世によって、カトリック教会の教義に定められました。「無原罪の御宿り」とは、イエスの母マリアが神の特別な恵みよって、その母アンナの胎内に宿り、この世に生を受けた瞬間から原罪をまぬがれていたという教えです。1858年ルルドでベルナデッタ現れた聖母は「わたしは無原罪の御宿りです」と告げられました。ルルドに出現した無原罪の御宿りのマリアは、病、老い、苦しみ、悲しみのうちにある人々にいつも寄り添い、力づける聖母です。



ルルド、マッサビエルの洞窟の聖母像
聖母が聖ベルナデッタに語りかけた「私は無原罪の御宿りです」
("Que soy era Immaculada Councepciou." )という言葉が刻まれている。


 


聖母マリアは、いのちの最初の瞬間からあらゆる罪と汚れから免れ、神とともにおられ、わたしたちのもっとも近くにおられ、母として、そして、姉妹、同伴者としてわたしたちを助けてくださいます。

創立記念日は、わたしたちの大学の礎である聖母マリアに祈りを捧げ、初代学長シスター・メリー・コスカをはじめ、本学のために尽くされた恩人に感謝する日です。「清心」の名をいただく学び舎に集うわたしたちが、聖母マリアに倣い、清らかな心で神に近づき、共に歩むことができますように。


スルバラン「無原罪の聖母」(アイルランド国立美術館蔵)




キリスト教文化研究所 所員 須沢 かおり

教員紹介 須沢かおり
キリスト教文化研究所
清心アーカイブズ