庭だより 023 ソシンロウバイ
2012. 02. 02
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ロウバイ科ロウバイ属 落葉低木 中国原産 別名 カラウメ
江戸時代初期 中国から朝鮮半島経由で渡来しました
用途 正月に飾る花や茶花にもよく使われ 花の少ない時期に黄色の花が咲くので 庭木としても人気があります 民家の庭にもよく植えられています
ロウバイの一品種で 真冬1月から2月頃 葉が出る前に花を付け 3月から4月に咲く 同色のサンシュユ(ミズキ科)やマンサク(マンサク科)より一足早い登場です
名前の由来にもなっている 蝋細工(ロウザイク)のような半透明で光沢を持った花弁は珍しく 強い香りの黄色い花が枝いっぱい下向きに咲きます 私の好きな花木の一つです
青空に花弁を透かせて見ると なるほど綺麗な色の様子が良くわかります そういえば子供のころ 中に黄色の花びらが入った透明のビー玉で遊んだことを思い出しました
同じ仲間のロウバイと比較すると ソシンの方が花が大きく芳香も強いです 一番の違いは ロウバイは内部の花弁 芯が暗紫色ですが ソシンは芯まで黄色です
庭木としては このソシンロウバイのほうが気品もあり 好まれているようです
また珍しいのは 花が終わってからできる果実です 花の元が大きく生長して灰緑色 長卵形3〜4センチ程の果実になります
果実の中には 長楕円形の実が1〜4個詰まっており やがて表面は木質化して褐色になり ぶら下がります
植物の花色は色々ありますが 黄色は元気を貰える色のようです 米国でも黄色は 希望や幸福の象徴といわれています ロウバイの花言葉は 先導 先見 自愛 だそうです
大寒をはさみ厳しい寒さが続いており 学内の樹木も蕾を硬く閉じて 来る春を待っています そろそろ冬の役者サザンカ (庭便り008) も終わりかけています
そんな学内で今一種類だけ咲いている花がソシンロウバイです
この木は寒くなればなるほど なにくそ負けないぞ! と次々に花を咲かせているようです 私も元気を貰っています また晴天の日は ほっこりした気持ちにさせてくれます
私もこの大学にお世話になって11年になります 始めの頃はあまり目立たなかったのですが 数年前から急にたくさん咲きだしたように思います
学内では 樹木メインストリートの 学生通用門近く 家庭管理実習棟庭 岡山修道院庭に各1株づつあります
一番大株で早く咲くのは 学生通用門近くの株です 年末までは 丸い黄色の蕾でかわいかったです
年が明けてから下から順次咲き 1月中旬大寒の頃には上まで咲き上がりました
株は何かの原因により 地上1メートル当りで切られており 株元から数本のひこばえが伸び その枝にも一杯花を付けています
株から数メートル離れた通路を歩くと ほのかな芳香が流れてきます 株元近くには (第45期生 卒業生寄贈) の表示板があります 今から15年前の卒業生の方々です
今回も 本学資料編纂室が当時の植樹式の写真を探してくれました 逆光で少し見えにくいですが 左のけっこう大きい木がそうです (1997年3月)
追記1) 先日新聞を見ていたら 偶然日米間のハナミズキの記事がありました ハナミズキ(庭だより014)に関係する話なので紹介させて頂きます
(2012年1月21日 毎日新聞 以下原文のまま)
((米が返礼のハナミズキ ワシントンの桜寄贈100周年
米国政府は 首都・ワシントンに日本の桜が寄贈されてから今年で100周年に当たるのを記念し ハナミズキ3000本を日本に贈ることを決めた
日本側は 一部を東日本大震災の被災地に植えることも検討している
キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当) が19日 ワシントン市内の講演で明らかにした
同次官補は桜寄贈100周年について「重要な記念の年」と強調 「日米友好への尊敬と感謝を込め ハナミズキを贈る」と述べた
桜の苗木は1912年 尾崎行雄東京市長(当時) が約3000本を米国に寄贈 植えられたポトマック川のほとりでは 毎年春 「桜祭り」 が開かれている
ハナミズキは米バージニア州などの州花 花言葉は「返礼」))
別記1) 清心学園 混声合唱団 初登場
年初め 恒例の清心学園新年会が開催されました その中で毎年ステージ上で種々のイベントが行なわれ喜ばれています
今年は 小学校の先生がギター片手の弾き語りに続き 本学児童学科 吉永早苗先生引きいる 混声合唱団が登場しました
大学 小学校 幼稚園の教職員の中から 選りすぐりの歌い手11名がステージに上がり (いい日旅立ち) を始め数曲を聞かせていただきました
歌手の中には練習時間が十分取れなくて残念との声もありました しかしそこは指導のプロ 吉永先生の厳しくも愛ある指導により楽しく歌われ ほのぼのとした気分になりました
有難うございました そういえば団名が無いそうですが (セイシン スターズ) などは月並みでしょうか
別記 2) 本学グリークラブ 定期演奏会 開催
1月21日 本学カリタスホールで 第48回の定期演奏会が開かれました 永く歴史のあるクラブです 彼女達のステージ姿は キラキラと輝いていました
ステージ3まであり 私はステージ1を聞きました 総勢25名によるミサ曲は さすが聞きごたえがあり 心が落ち着きます
またステージドレスも特徴があり素晴らしいのですが 詳しくないのでプログラム原文のまま紹介させていただきます
((第1ステージの衣装は (宗教ドレス) です ドレスの色(GOLD)は全人教育を 腰のサッシュの色(BLUE)は 聖母マリアを意味し わが校の象徴の色でもあります
サッシュとは 非イスラム教徒の色であり 昔のアラブでユダヤ教徒 キリスト教徒が着けていました))
顧問は児童学科の吉永早苗先生です 先生もプログラムに 来場者へのお礼の言葉の中でメンバーへの応援文を載せられています これも原文のまま一部紹介させていただきます
((本学グリークラブは 率直で清らかな響きを伝統としておりますが 彼女たちの日常もその歌声と同様です 4年生においては その響きに (しなやかさ) を増して社会に羽ばたいてほしいと願っております))
(4年生においては しなやかさ を増して欲しい) うーん うまい! 私も同じように願っています
2012/02/02 竹本記
季節が変わるたび、いろんな表情を見せてくれる清心の庭。
管財係 竹本育夫さんの「庭だより」でご紹介します












