036 子どもという存在の素晴らしさ
児童学科 ボランティア実習から
ノートルダム清心女子大学では、保育園・幼稚園・小学校などの現場で子どもたちと出会う、ボランティア実習をおこなっています。
児童学科4年 阿部はるかさんは、この1年、清心にもほど近い、あゆみ保育園で、ボランティアを続けてきました。子どもたちと出会った体験をもとに、阿部さんは事例研究による卒業論文をまとめました。テーマは、「子どもという存在の素晴らしさ」。
あゆみ保育園では、自由でなごやかな雰囲気のなか、元気いっぱいの子どもたちと、日々かかわらせていただいただきました。
そして、小田睦史 園長先生をはじめ、現場の先生方とも保育について語り合うカンファレンスを持ち、その懐の深さに接して保育の実践を学び、励まされながら、またボランティアに取り組んできました。

学生・現場の先生方・教員がともに保育を語り合う、カンファレンスにて
阿部さんの論文の中に記された、エピソードです。
お昼寝後の着替えの時間、5歳児のEちゃんは、こんな話をしてくれた。
「Eちゃんね、おねえちゃんのこと、すっごく大好きなんだよ。
このあいだね、夢にも出てきたんだよ。」
私は、
「ほんとう? すっごくうれしい。私も、Eちゃんが大好きだよ」
と言った。
Eちゃんはうれしそうにうなずき、こう続けた。
「Eちゃんね、保育園の友だち大好きだから、みんな夢に連れていくの。
だって、みんながいないと寂しくなっちゃうから。他の人もみんな連れていくんだよ。
夢は、ずうっと続いてるの。」
保育園全体を包みこみ、はるかに続いていく夢。
子どもたちは、こんなにも優しく、はかり知れないほど大きな世界を、一人ひとり抱えています。
児童学科の多彩な研究分野をつなぐ、児童学という学問。
子どもたちという素晴らしい存在が、この学問のテーマです。
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保育園・幼稚園・小学校などでのボランティア実習を通して、学生が「先生になること」の意味を体験的に学ぶプログラムです。保育者・教育者の養成にあたって、地域の現場と大学とが今まで以上に有機的につながることをめざしています。



