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学部・大学院

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人間生活学専攻

人間生活学専攻【修士課程】 概要と特色

人間生活学専攻は、人間中心の生活学を総合的・専門的視座から教授研究し、深い学識と知見を授けて学術研究の発展に資するとともに、社会の要請に応える人材を育成することを目的とする。そのために、人間社会論、生活文化論、生活経営論、生活環境論の4研究分野が密接に連携し、横断的に学修できる教育研究システムをとる。本専攻のこのような特色は、各分野や分野間にかかわる諸問題を専門的に考究し、研究課題の開発と学問研究への寄与を行うことをねらいとする。さらには、人間及び人間生活にかんする学識と豊かな人間性を備えた、社会の創造に貢献しうる21世紀型市民リーダー、高度の専門能力を有した研究者、専門職員・教員をはじめとして専門的な業務に従事しうる人材の養成を目指す。

アドミッション・ポリシー

本専攻では、上述した教育研究上の目的に共鳴し、人間及び人間生活をめぐる問題意識をもって、多様な課題を探究し、研究課題に取り組もうとするリサーチマインドをもった人に広く門戸を開いている。あわせて当該研究分野に対する学修意欲の高い人を求める。

カリキュラム・ポリシー

本専攻のカリキュラムは、人間中心の生活学という視座から、次のような研究分野を設けている。

  • ・人間の本質追求と社会とのかかわり・社会福祉等の課題を考究する人間社会論分野
  • ・人々の生活を規定する文化的要素を追究する生活文化論分野
  • ・人間生活そのものの科学的分析と改善向上を課題とする生活経営論分野
  • ・人間生活の行われる場としての環境条件を考究する生活環境論分野

以上4研究分野に計20科目の授業科目をバランスよく配し、キリスト教にかんする理解を深めるための授業科目も用意されている。
学生は、授業科目について30単位以上修得するがそのうち、本専攻では、学生が所属する研究分野を含む3研究分野にわたってそれぞれ4単位以上を修得することになっている。また、学生は、研究指導担当教員の承認を得て、他専攻、コースの授業科目を8単位を限度として履修することが可能である。

ディプロマ・ポリシー

学生には、必要な単位数と在学期間を満たし、高度専門職業人又は研究者としての基礎的問題解決力、課題探究力を身につけていることを認定する論文の審査と、専攻分野の学識を含めて総合的に審査する最終試験に合格することによって修士号が授与される。
そのために、本専攻では、学生がその研究を組織的・体系的に深化させ、十分な学問的水準を満たした学位論文を作成して学位を得るための手順を定め、教育研究指導体制をとっている。学位論文は、この手順を踏まえるとともに、学位規則ならびに学位論文審査等の判定基準に示した研究水準を満たす必要がある。
なお、本専攻では、所定の要件を満たし、必要な科目を履修することによって、中学校教諭及び高等学校教諭の専修免許状を取得することができる。

授業概要

人間社会論

授業科目 担当者 授業概要
人間学特論 﨑川 修 現代の人間生活の様々な側面に見られるケアの営みについて、その人間論的、社会哲学的基盤を探求する。また、ケアが向かう社会的課題としての様々な暴力について考察し、その構造と論理を見つめながら、それらに向かうためのケア実践の具体的なあり方を追求する。
女性学特論 髙木 孝子 欧米における女性学の研究成果を踏まえながら、現代社会における女性のキャリア形成や家族の変容等についてライフステージに沿って考察していきたい。
社会倫理学特論 葛生 栄二郎 現代の人間生活をとりまく社会倫理問題(生命倫理・環境倫理等)を自然法論の立場から解き明かす。また、具体的事例を通じて、日常生活に根ざす価値規範としての自然法の構造を解明する。
社会福祉学特論Ⅰ 杉山 博昭 日本キリスト教社会事業の歴史的展開を見ることで、日本の社会福祉の歴史的特質を把握する。キリシタン時代から、近年の動向まで、カトリック・プロテスタントの社会福祉実践、社会福祉思想、教会と社会福祉の関係などを考察していく。
社会福祉学特論Ⅱ 八重樫 牧子 少子化の進行、共働き家庭の一般化、家庭や地域社会の養育機能の低下など子どもを取り巻く環境の変化による子ども・家庭・地域の福祉問題を明らかにし、これらの問題を解決するために展開されている子育ち・子育て支援の現状と課題について検討する。
人間社会論演習 葛生 栄二郎 社会倫理上の諸問題について、欧米の最新成果を踏まえつつ、詳細に吟味する。
人間社会論演習 杉山 博昭 社会福祉関係の文献を順次購読し、社会福祉の思想理論について検討する。格差・貧困、介護労働、ジェンダー、福祉国家、地域福祉など、個々の課題と、社会福祉言論とを結び付けて検討していく。

生活文化論

授業科目 担当者 授業概要
日本民俗学特論 小嶋 博巳 日本の民俗宗教の基本構造と歴史について研究する。とくに、民俗宗教を形成する一つの契機である定住と遍歴の交渉に注目し、遍歴宗教者と、定住民の一時的遍歴としての巡礼をとりあげる。また、民俗社会における信仰・知識のあり方について考察する。
比較文化特論 紺谷 亮一 主に西アジアの文化について、その特異性と普遍性について解き明かす。異文化理解の方向性について考える。題材としては現代を含めた歴史性の中で取り上げていく。
家族・社会構造特論 山下 美紀 本講義では、まず家族研究の基礎となる理論、分析方法、学説史などの基本を学ぶ。つぎに、古典的な家族論から家族社会学分野の最新の研究成果を取り上げ、輪読形式で報告、討議、講義を行い、理解を深める。

生活経営論

授業科目 担当者 授業概要
生活経営学特論 豊田 尚吾 生活者がウェルビーイング(よい生活)を実現するためのライフマネジメントとはいかなるものかを学ぶ。その際、企業など組織の経営理論、実践や基礎となる経済学を参考にするとともに、生活を設計する前提となる、個人の価値観にも焦点をあてる。
さらに人間生活を経営・経済の観点から見る新しい試みとして消費者行動論、行動経済学を取り上げ、生活経営の広がりについても学習する。
家族関係学特論 加藤 正春 人間生活の基本単位としての家族について、家族関係学、社会学、民俗学、文化人類学等の視角から検討する。講義では、家族関係学および家族研究の学説史を説くとともに、家族の多様性とその歴史的変容について具体的に論ずる。日本社会の変容と家族関係のあり方について考究する。
消費経済学特論 山根智沙子 私たちは、ありとあらゆる財・サービスに囲まれて生活をしています。そんな中で、私たち消費者はどのように財やサービスを選択しているのでしょうか。消費者とは何か、消費者の最適な消費行動など、経済理論の基礎知識からより身近な問題までを取り上げ解説をしていきます。さらに、「行動経済学」という新しい視点から、消費者行動について一緒に考えてみましょう。
生活情報処理特論 水野 博 収集した統計データの解析とその解釈について、統計解析の基礎的事項から実際までを学修する。また、蓄積された大量の各種データをどのように整理し、活用するかというデータベースの利用方法についても述べる。

生活環境論

授業科目 担当者 授業概要
生活環境学特論 小川 賢一 地球環境と地域環境の視点から自然(動植物等)や文化、ライフスタイルを見直し、新しいまちづくり、および生活環境づくりを考察する。
住環境特論 上田 恭嗣 人が生活する上で大切な住環境・都市環境について講述する。都市化・高機能化・超高齢化・少子化・景観・まちづくり等のキーワードをもとに、これからの日本に求められる住環境を探求する。
食環境特論 小林謙一 食環境の変容とメタボリックシンドロームとの関連性について論ずるとともに、「食」によるメタボリックシンドロームの予防・改善が可能かどうかについて考察する。
生活環境論演習 小川 賢一 自然・生き物との共生共存を基盤とした生活環境を構築するための研究を行う。
生活環境論演習 上田 恭嗣 人と住まいの生活環境、そしてその集合体でもある都市環境を研究対象として、快適な住環境を創造するための諸問題を考察する。また、日本の伝統的な住環境・住まい方等について、歴史・風土・建築技術等の面からも考究する。

論文題目の例

  • 社会福祉実習の現状と問題性の考察
  • 礼儀作法書にみる作法とその社会的意義
  • 消費者の権利と責任に関する家庭科教育の新展開
  • 地方都市再生に関する研究ー岡山市中心市街地域活性化の方策について-