吉金ゼミでは、食品の特性や機能性に関する研究の他、

企業と連携して商品の企画・開発を行っています。

このブログでは、商品企画・開発の取り組みを、

ゼミメンバーの一宮さん、高渕さん、平岡さんに紹介してもらいます。

 

みなさんこんにちは!

私たちは吉金ゼミで「商品企画・開発」をテーマに研究を行っています。

今まで行った2つのことを紹介したいと思います。

 

まず1つ目は商品企画の練習として、

「桃太郎さんの地産地消どんぶり王選手権」に参加しました。

http://www.city.okayama.jp/keizai/nourin/nourin_t00058.html

ホワイトボードに思いついた食材を書くところからはじめ、

方向性を決め、試作、企画書作成を行いました。

 

①2度美味しい

②岡山らしい秋の食材を使用(下津井たこ・千両なす・そうめん南瓜)

③栄養バランス(食物繊維たっぷり)

この3点をこだわり、

「あんかけてみねぇ〜!かき揚げ丼」 が出来上がりました!

 

書類審査を通過し、調理・試食会に参加しました。

残念ながら大賞は逃しましたが、「入賞」をいただきました。

反省会をしっかり行うことで自分たちのどんぶりの

「強み・弱み」、「改善点」、「他の参加者の方との比較」ができました。

 

2つ目は、「アグリフードEXPO大阪2019」に参加してきました。

https://www.agri-foodexpo.com/

このEXPOでは、日本全国からさまざまな企業が出展し、

商品の展示や商談が行われていました。

 

試食させて頂いたり、出展されている方とお話をすることで、

「商品へのこだわり」、「郷土愛」、「生産方法」、

「他の商品とどのように差別化を図ったか」、「強みをいかす重要性」など、

たくさんのことを学ぶことができました。

 

今後は、企業と提携し、商品開発を進めていく予定です。

この2つの経験を存分に生かして自信を持って、

オススメできる商品を企画・開発したいと思います!


ちょっと前の話で恐縮ですが、極限環境生物学会2018年度年会(12月9日)に参加してきました。

みなさんは極限環境生物の名前を一種類でも挙げられるでしょうか?我々人間が想像する極限環境は、宇宙であったり、深海であったり、砂漠だったり、火山だったり、高濃度の塩湖だったりします。つまり、生物が生息しそうにない環境のことを我々人間の基準で「極限環境」と呼んでいるわけです。実際にはそのような環境の多くには生命が息づいていて、それを極限環境生物と我々は呼んでいます。

極限環境生物のほとんどは微生物であり、極限環境生物学会も以前は極限環境微生物学会という呼称でした。現在でも演題のほとんどは微生物関連の発表です。かつての地球が極限環境であり、そこには微生物しか存在しなかったことから、初期の生命に関する研究も盛んです。発表は、宇宙ステーションであったり、合成ゲノムであったり、好アルカリ性細菌であったり様々ですが、多いのは好熱性菌に関する発表です。微生物の殺菌に熱を使ったものが多いように、温度というのは生物にとって最も強いストレスとなります。

また、最も有名な好熱菌として、Thermus aquaticusという細菌がいます。生物系実験科学者の多くがPCRという手法を使いますが、これに必要なDNA合成酵素はThermus aquaticusから見つかったのです。極限微生物にはこのように応用的な側面もあります。

 

そろそろクリスマスの季節ですね。

クリスマスといえば、キリスト・サンタクロース・ケーキ・プレゼント・・・

いえいえ七面鳥です。

 

この七面鳥、日本での生産量はわずか約3,000羽。ほとんどが輸入です。

食品学研究室(吉金ゼミ)では、高知県中土佐町様からの委託研究で、

七面鳥(しまんとターキー)を科学的に分析し、ブランド化に向けた取り組みを行っています。

 

七面鳥の分析をする前に、まず、七面鳥がどのように飼育され、

どのように加工されているかを自分の目で確かめる必要があります。

そこで、ゼミ生とともに高知県まで見学・体験にいってきました。

 

まず七面鳥の大きさにびっくり!鶏の3倍は軽くあります。

最初に、七面鳥の健康状態をチェックし、計量後、いよいよ屠殺です、、、。

動物の命を頂いて生かされていることを再確認しました。

 

そして、ここからはゼミ生もお手伝いです。

お湯につけて脱羽作業です。すべて手作業で羽を抜きます。

最初は、恐々ながらの作業でしたが、最後には職人になっていました。

各部位に解体後、用途に合わせた切断もお手伝いです。

 

最後は、さばきたての七面鳥肉のフルコースを堪能しました。

めちゃくちゃ美味しい!!

 

クリスマスには、「日本産(高知県中土佐町産)の七面鳥を食卓に!」

を目標に、今後ゼミ生とともに科学的な分析を行っていきます。

 

大野見七面鳥生産組合の皆様、中土佐町役場の皆様、

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

去る11月10日、食品栄養学科の第51回卒業論文発表会・審査会が開催されました。

卒業論文は、食品・栄養学の「学び」の集大成として、各学生が関心を持つ研究テーマを選び,実験および調査等の方法により研究を進めて、論文にまとめていく必須科目です。

この卒業論文を通して、管理栄養士に必要な「知識」の他に、科学的なものの「見方」と自立的にものごとを「判断」する能力を身につけます。本学のリベラル・アーツ教育の実践版といえます。

彼女たちは、3回生から約1年半にわたり、講義や実験、実習の合間を見つけて、精力的に研究を進めてきました。得られた研究結果をまとめて、その成果を発表するとともに、「卒業論文」の審査会でもあるのが、この発表会です。

今回の発表会は、午前は要旨の口頭発表、午後はポスター発表という構成で行われ、4回生のみならず、2回生や3回生も参加して、活発な議論がなされ、盛り上がった発表会となりました。この発表会後の先月末までに、冊子体としての「卒業論文」を大学に提出しました。

これから、国家試験対策が本格化していきます。4回生の皆さん頑張っていきましょう。

戸田学科長のあいさつ要旨口頭発表ポスター会場ポスター発表風景

栄養生化学研究室(小林ゼミ)にとっては、今年は国際学会の当たり年。
小林ゼミで参加したもう一つの国際学会、第3回生理活性物質国際会議"Bioactive Okayama 2018"についてご紹介しましょう。

主催のおかやまバイオアクディブ研究会は、岡山県下の大学および公的研究機関における研究者ならびに企業が参加して、生理活性およびそれに関連する物質に関する情報交換や人的交流を行い、岡山県下の食品・医療品関連技術および産業の発展に寄与することを目的とした会です。本学から初めて会員になり、今回初参加しました。

しかも今回は、この研究会と岡山大学と岡山県立大学が主催で、東アジアや東南アジアの研究者とともに国際会議の形式で行われました。しかも開催地が岡山で、しかも会場が大学から徒歩5分の岡山国際交流センターということもあり、小林ゼミの大学院生、学部4回生で参加させていただきました。

この国際会議では、私は「ブドウポリフェノールの抗癌作用の動的イメージング」について、大学院生の河本さんは、「新規非侵襲性慢性腎臓病モデルマウスとしてのQPRTノックアウトマウス」について発表しました。
それぞれ英語でショートスピーチとポスター発表してきました。

多くの研究者や企業関係者との方々と交流することができ、我々研究室の研究をアピールすることができました。

発表した大学院生にとっては、学会発表デビューで、しかも英語でスピーチということで、大変だったとは思いますが、堂々と発表してくれました。大学院生や学部学生にとっても、海外の研究者の講演を聴くことができる貴重な経験だったと思います。