8月29日に岡山市立京山公民館で行われた『夏休みフリー塾 お菓子を作ろう』に、食品栄養学科2年生6名がボランティアで参加してきました。

これは、京山公民館が毎年子どもたちを対象に行っている、夏休みのイベントです。

昨年は『うどん作り』をして、とても好評だったそうです。

 

今年は、アレルギーの子どもも安心のお菓子作りをテーマに行うとのことで、本学科の学生にボランティアで参加してもらえないか、との依頼がありました。

学生に声をかけたところ、その日に2年生6人が集まってくれました。

最初に、京山公民館の方と相談をして、お菓子は『ドーナツとフルーツポンチ』と大枠を決めましたが、詳細については学生を中心にアレルギーを考慮しつつ、子どもたちに『作る』という体験もできるように、詳細は決めてもらいました。

学生たちは試行錯誤しながら、大学内であらかじめ試作をした上で本番に臨みました。

 

フリー塾当日、学生が材料の準備をしている間に子どもたちが続々集まってきました。

学生も参加している子どもたちもやや緊張している様子でしたが、実際に作り始めるとすぐに距離は縮まり次々とでき上がってきました。


学生たちは、子どもたち自身で作業できるように、"白玉団子をこねる"、"ドーナツの材料を混ぜる"、"焼き型に流し込む"、"寒天の型抜きをする"などの要素を入れて内容を考えていたようです。

子どもたちはどの作業も楽しそうに、そして真剣に取り組んでいる様子がとても印象的でした。

 

そして、いよいよ試食です。子どもたちは自分の作ったお菓子を盛り付けて、とても美味しそうに食べていました。

苦手な果物も『一切れなら』と手を伸ばす子どももいて、ドーナツとフルーツポンチ(白玉、寒天入り)はすべて完食となりました(学生は全く試食できませんでしたが...)。

 

参加した学生たちは、みんなと一緒に作業することの楽しさや、苦手な食材であっても挑戦する気持ちを育てることが、子どもの協調性や向上心を養うとても大事な『食育』であることに気づいてくれたのではないでしょうか。

 

学生は"試食"はできなかったけれど、この体験は自分自身の"栄養"となる大きな収穫になったと思います。

2017年
09月05日

第50回卒業論文発表会

810日に、食品栄養学科の第50回卒業論文発表会を開催しました。

 

卒業論文は、食品・栄養学の「学び」の集大成として、各学生が関心を持つ研究テーマを選び,実験および調査等の方法により研究を進めて、論文にまとめていく必須科目です。

この卒業論文を通して、管理栄養士に必要な「知識」の他に、科学的なものの「見方」と自立的にものごとを「判断」する能力を身につけます。 


 本学科の学生は、3年生になると、この卒業論文のための研究を行うために、各ゼミに配属されます。そして、講義や実験、実習の合間を見つけて、約1年半にわたり精力的に研究を進めてきました。そこから得られた研究結果をまとめて、その成果を発表するのがこの発表会です。

50回目の記念すべき今回の発表会は、午前は要旨の口頭発表、午後はポスター発表という構成で行われ、4年生のみならず、2年生や3年生も参加して、活発な議論がなされ、盛り上がった発表会となりました。


 半世紀の伝統に裏打ちされたこの卒業研究を通して、清心らしい「管理栄養士」を目指していってもらいたいものです。

2017年
07月21日

臨地実習Ⅱ報告会

7月8日(土)に臨地実習Ⅱ報告会を行いました。

臨地実習は、今まで学内で講義や実習で得た知識や技術を、病院や高齢者施設、学校などで実際の業務に携わる体験を通して実践能力を身につけるための重要な科目です。

その臨地実習に、3年生が初めて体験してきました。その5日間の成果報告会です。

 実習をお願いした施設は、小学校と高齢者福祉施設でした。それぞれ対象者が全く異なるため、提供している食事の内容や形態、栄養管理の考え方なども違ってきます。

 3年生は、お互いの報告内容について、熱心に質問をし、その質問に対して丁寧に答えるなど、学びをさらに深めているようでした。

 また、実習でお世話になった小学校や高齢者施設の管理栄養士の先生方も報告会に出席してくださいました。そして、先生方からは『意味のある失敗をするのは構わない。その失敗を次に生かすことが大切です』『将来、同じ管理栄養士として一緒に働く日が来ることを楽しみにしています』など、貴重なコメントをいただきました。

 この言葉から、現場の先生方の学生に対する期待度の高さを感じるとともに、学生たちにとても充実した良い体験をさせていただいた先生方に心から感謝いたします。

 

 今回は、2年生も出席しました。2年生は来年、臨地実習に出ることになります。2年生にとっては、まだ授業を受けていない科目や内容も多く、最初は3年生の報告内容や質疑応答にやや圧倒されている様子でした。しかし、時間の経過とともに疑問に感じたことやわからないことなどを質問する場面も見られ、この報告会から多くの刺激を受けたようでした。2年生のみなさんにはこの感覚を忘れないで、来年の臨地実習に向けて成長してくれることを期待したいものです。

 食品栄養学科では、3年生前期から4年生前期にかけて3つの臨地実習を行います。本学科は修得すべき単位数が多いのが特徴ですが、通常の学内の講義や実験・実習等に加え、最低限これらを達成しなければ、管理栄養士の土俵(の前)には立てません。

 例年臨地実習Ⅰ(病院実習)では、県内外の約20~25の病院でお世話になります。2016年度は、岡山県(16施設)、広島県(3施設)、香川県(2施設)の計21の病院で、2月13日~2月24日(前半グループ)と2月27日~3月11日(後半グループ)の日程で臨地実習を行ないました。その成果報告会を3月23日に開催し、無事終えることができました。

 今回は、実習先指導者の先生方も例年より多くご出席いただき、報告内容に対するコメントと管理栄養士の先輩としての激励のエールを頂戴いたしました。

 学生たちは2週間の実習で色々な気づきを得ており、報告会も充実したものになったように思います。分野は違いますが、この気づきを次の臨地実習(保健所・市町村実習)につなげてくれたらと思います。また、臨床栄養学だけでなく、臨床医学、生化学、生理学、食品学などの専門基礎科目の勉強をしておく必要があることを実感してくれたことが、この実習を通しての大きな収穫でした。

 この臨地実習で得たたくさんの気づきを忘れずに、これからの学修や国家試験、就職活動などに有機的に関連付けて頑張ってくれることを期待しています。

 以下は、成果報告会の様子です。

 

発表の様子

 実習先病院における実習成果を発表しています。
(実習先指導者の先生方がいらっしゃるので、かなり緊張気味ですが、
 しっかりと発表できていました)

 

質問の様子(新4年生)

 報告内容について、他施設で実習した学生からも活発に質問がありました。
 他の実習施設における内容等を聴いて、違いや新たな知見を発見・吸収する姿勢は大切です。

 

質問の様子(新3年生)

 次年度に臨地実習に出る予定の2年生(新3年生)も、先輩の報告内容について質問しています。まだ臨床栄養学を学んでいないので、分からない内容がたくさんありますが、積極的に知ろうとすることが大切です。

 

実習先指導者の先生よりコメントをいただく

 実習先の先生方からも実習生に対して大変貴重なコメントをいただきました。お忙しい中、今回は例年より多くご参加いただきました。学生にとっては、今後の糧になったのではないでしょうか。

 

ノートをとる様子(新4年生)

 3年生(新4年生)は、他の実習施設の報告内容に関して、重要と思われる内容を書き留めていっています。自分の体験した施設(病院)と他施設を比較することで、各病院の特徴や管理栄養士の業務に対する理解を深めます。これは、報告会を行う大きな意義の一つです。

 全体として、しっかりとまとめて発表できており、有意義な成果報告会でした。一年後は、新3年生の番です。臨地実習に出るにあたっては、毎日の学内での講義、実習・実験等を地道に一日一日積み重ねることが大切です。

 頑張っていきましょう。

 

2016年3月20日(日)

第30回管理栄養士国家試験が実施され、

今年も、受験生の激励に行ってきました。

天候にも恵まれ、落ち着いて会場入りできたようです。

 

試験に向かう受験生は、とても緊張している様子でしたが、

声をかけると、ほっとした表情を見せ、

『いってきます』と元気な声が返ってきました。

結果は、

2016年5月10日(火)午後2時に発表されます。