| 教員紹介 |
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| 略歴 |
| 岡山大学大学院修了・トゥルーズ大学大学院修了 | |
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| 専門分野 |
| フランス語・フランス文学 | |
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| 研究テーマに関すること |
17世紀のフランス文学、特にフランス古典主義悲劇を研究しています。
前世紀の宗教的・政治的混乱から抜け出した17世紀フランスは、枢機卿リシュリュー時代を経て「太陽王」ルイ14世の時代に、絶対君主政体と呼ばれる統治システムを確立します。
このような政治面での中央集権の影響は、思想・文学の分野にも及びました。文学では、特に演劇作品を書くための統一理論を作ることに人々は熱中しました。これがいわゆるフランス古典主義理論と呼ばれるものです。言語についても、フランス語を純化し標準化しようとする運動(言語中央集権とでも呼ぶべき)が起こり、その成果として、フランスアカデミーは『アカデミー辞書』を公刊します。
これらの文学(言語)運動を支えていた思想的な根拠は、『方法叙説』でデカルトが「理性」(「良識」)と呼んでいる概念です。すべての芸術は、「理性」の要求に従って描かれねばならないと人々は考えたのです。
しかし、このような「理性」への全面的な信頼は、しばしばキリスト教(カトリック)の説く宗教的教えと対立します。「信仰」と「理性」とは互いに相容れないものだからです。「信仰」と「理性」というこの対立矛盾するものの調整に当時の文学者や哲学者は腐心し、それに対する自らの考えを表明するために著作を発表しました。
以上のような「信仰」と「理性」との間で揺れる思想・文学に惹かれて、その中でも特に、演劇理論形成に関与する古典主義悲劇作品を中心に研究しています。
担当科目は、「フランス語」、「フランス文学とキリスト教」、「フランス文学史」、「英米小説演習」、「卒論」です。 | |
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| 受験生に向けてひとこと |
| 仏教には増長天という仏様がいらっしゃいます。四天王の一人で、仏教世界の中心に聳える須弥山の中腹に棲んで、南方の仏敵から仏教世界を守る忿怒相をした仏様です。飛鳥時代には、仏敵調伏の護法神でしたが、近世には俗化して、福徳の神となります。増長天はこのようなことを人間に説いているのだそうです。「悪いところを直そうと思わないで、自分のいいところをドンドン増やしたほうがいい人間になれる」と。これは受験勉強だけでなく、人生のすべてに通じる教えだと思います。 | |
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