ノートルダム清心女子大学の長い歴史の中で清心の礎となった人々を紹介します。
聖ジュリー・ビリアートはノートルダム清心女子大学の設立母体になるナミュール・ノートルダム修道女会の創立者です。1751年フランスのクビリー村に生まれ、フランス革命後の混乱の中にあって、子女教育の重要性に鑑み、1804年に教育修道会を創立しました。私たちは愛をこめてマザー・ジュリーと呼んでいます。 マザー・ジュリーはフランス革命期に人の心も世の中も荒廃した中にあって、教育を通して、生活に必要な知識や技術を教えると共に、それ以上に私たち一人ひとりに、「あなたは、あなたのすべてをご存じの神様に無条件に愛されているかけがえのない大切な存在なのですよ。だから、今のままの自分自身であっていいのです」という温かいメッセージを伝えた人でした。1969年6月22日にローマで列聖されました。
ノートルダム清心学園の前身である清心高等女学校の経営を、「幼きイエズス会」より引き継ぐために、最初に来日したのは、ナミュール・ノートルダム修道女会アメリカ合衆国ウォルサム管区(マサチューセッツ州)の6名のシスターたちでした。この6名の中には後に本学2代学長となるシスター・エーメー・ジュリーも含まれていました。(左からシスター・アグネス・セント・ジョン、シスター・エーメー・ジュリー・、シスター・マリー・クレア、シスター・マリ・レイモンド、シスター・フランシス・ヘレナ、シスター・メリー・ルッシラ)
File1-003 初代学長シスター・メリー・コスカ Sr. Mary Kostka Kemper, -1961
シスター・メリー・コスカはノートルダム清心女子大学の初代学長(1949-1956)です。アメリカ合衆国ワシントンD.C.のトリニティー大学で教鞭をとった後、1930(昭和5)年に清心高等女学校の第2代校長として来岡しました。 本学の前身である岡山清心女子専門学校、さらに新制大学としての4年制大学の創立を成し遂げました。その後も、ひたすら日本女性の教育のためにシスターとして聖職にいそしみつつ、学園の発展と充実のために一生を捧げ、1961(昭和36)年4月26日に帰天しました。 この4月26日は、毎年、シスター・メリー・コスカの帰天を記念した追悼ミサが行われ、大学の礎となった方に感謝する日となっています。
File1-004 第2代学長シスター・エーメー・ジュリー Sr. Aimee Julie Koppenhafer, -1963
シスター・エーメー・ジュリーはノートルダム清心女子大学の第2代学長(1956-1963)です。1924(大正13)年に、清心高等女学校の経営を「幼きイエズス会」より引き継ぐために最初に来日した6名のシスターのうちの一人でした。 初代英文学科長をつとめ、1956年から第2代学長に就任しました。学長在職中の1963年に帰天するまで、初代学長シスター・メリー・コスカとともに大学草創期の教育活動に尽力し、本学の礎を築きました。 著書に ”With Dedecated Hearts” があります。
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