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私は大学の授業で初めてWilliam Shakespeare (1564-1616)、Jane Austen (1775-1817)などのイギリの文学作品に触れました。長い歴史を持つイギリスには多くの有名作家の傑作が生まれ、それらは今日もなお読み継がれているということにその奥深さを感じています。 |
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イギリスの文学作品、なかでもElizabeth Gaskell (1810-65)、Charles Dickens (1812-70)など19世紀の小説を読んで抱いた印象は、何てかわいそうな主人公ばかりが登場するのだろう、というものでした。孤児や貧しい労働者階級を取り上げた小説を読んでいると、今まで私が読んできた小説の世界とは大きく異なっていたため、胸が痛んで、読み進めていくことに困難を感じることもありました。しかし、小説が書かれた当時のイギリスの時代背景や作者自身の育った環境を知っていくうちに、作者が読者に伝えようとしている考えに親近感を覚え、知らないうちに小説世界に引き込まれていることもありました。 |
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現在、私は英米文学演習(いわゆる「ぜミ」授業)で、イギリス19世紀の女性小説家、Charlotte Bronte (1816-55) の代表作であるJane Eyre (1847) を読んでいます。この小説の魅力が、Jane とRochesterの間の熱烈な恋愛にあるのはいうまでもありません。しかし作者自身の辛い体験が反映されているこの小説から作者の人間像を思い描いたり、また女性作家だからこそ訴えることのできる当時の女性の地位の低さなど様々な社会背景を窺い知ることができることにも、魅力があります。 |
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ゼミでは、38章から成っているJane Eyre の各章を9人の学生が1章ずつ担当し、プレゼンテーション形式で各章の要約と注目点を発表します。発表者と残りの8人の学生と先生で質疑応答を交わし、クラス全員で意見や新しい発見を共有するのは楽しいものです。聖句からの引用や、自然・天候や人名・地名などが象徴しているものなど、難しくて初めは見抜けませんでした。しかし授業が進むにつれてこれらの小説手法に気づくようになり、作者の思想をより深く理解できるようになりました。こういうときには数学の難問を見事解いたときのような爽快感を味わっています。英文学を選んでよかった!と思っています。 |
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